営業一筋40年ほどの、大切な先輩であり、友人から
先日、関西弁について以下のような話をしてもらいました。
「知らんけど」っていうのは、無責任なだけ。
自分の考えとか意見を言いたいだけ言って、最終的に「知らんけど(あくまで個人的な意見やけど)」という風に逃げる(笑)
でも、この「知らんけど」がないと、すごい上から目線で決めつけの主張に聞こえることがよくある。
そうなると、「は?それはあんたの意見なだけやろ?」と思っちゃう。
そういう意味では、「知らんけど」っていうのは、「自分の意見はきちんと伝えるけど、あくまでも自分の意見に過ぎませんよ」という意味合いもある。
ま、無責任なだけやけど(笑)
もしかして関西弁ってアサーティブの天才なん?
この話を聞いて、『 アサーティブ(*)なスタンスが天才的だなー 』と感じさせられました。
(*)アサーティブネス[自分と相手、双方の気持ちを大切にするコミュニケーション]
自分の意見を一方的に伝えるわけではなく…
言いたいことを言うことで相手を傷つけてしまうわけでもなく…
言いたいことがあるけど我慢して、「伝えられない自分」を責めるわけでもなく…
伝えたいことは伝えた上で、とはいえ、「人それぞれ考えはあるとは思いますけどね」と
『 主張と尊重のバランス 』がとても取れているスタンスだなと、非常に学びのあるお話でした。
「 知らんけど 」
今までは、単なる「関西弁の口癖」ぐらいに捉えていましたが(笑)
よくよく話を聞いてみると、自分と相手、双方への
思いやりに満ちたコミュニケーションなんだということに気づきました。
ま、知らんけど(笑)
なんにせよ、5年ぶりにお会いできて、お元気そうで、本当に嬉しかったです^_^
日常の些細な「コトバがけ」に専門性を
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